中古時計は故障に注意

コードは口ほどにものをいう

腕時計を中古で購入する場所は色々有ります。リサイクルショップ、質屋、ネットオークション等様々です。そして、リサイクルショップや質店の場合、補償期間がお店によて異なったり、全くなかったりします。オークションで個人の場合は保障しようがないです。わりと新しい時計の場合はメーカー保証の期間内であれば別ですが、ほとんどの場合、保証が付くのはまれでしょう。新品で購入するなら、メーカー保証より長い期間の保証を着けているショップもありますので、そういうショップで購入した物の中古であれば保証期間が残っている場合があるかも知れません。いずれにしても、補償なしと考えていたほうが商品の選択肢は広いです。そしてそのような商品を購入した後に何らかのトラブルが有った場合どうすれば良いでしょうか。

まず多いのが、機械式時計の場合、ゼンマイが切れていた(切れ方によっては若干動くので店舗では気がつかなかった)りすると、オーバーホールを兼ねてゼンマイ交換になります。物と状態にもよりますが、二万円前後は十分かかります。時計代より高くつくかもしれません。次にクウォーツの場合は電池切れです。当然お店に飾ってある前から動いていたでしょうから電池が早く切れて当然です。これは電池交換ですが、アナログ時計であれば出来ればメーカーに出したほうが無難です。なぜなら、アナログ式の場合、歯車も針も有りますので、場合によってはオーバーホールが必要だからです。そう、クウォーツもメカのメンテナンスが本当は必要なのです。この場合も時計代金よりも修理費の方が高く付くかもしれません。ある程度腕時計に詳しい方でもないと購入時に自分では故障がわからないでしょうから、もし故障したら、ある程度のトラブルによる修理代金は覚悟するか、使い捨てるかを考えて購入するのが良いでしょう。